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福呂和也
by hukuro_bass
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845 ライブ

blog第一号は、ライブレポートになりました♪


ミュージシャンが自分のライブレポートを書いたりすると、どうしても手前味噌的になってしまうので、
ちょっと塩分?(味噌だけに…)も控え目にと行きたいところですが、
今日のライブは「今まで音楽やってて本当に良かった」と思えるくらい周りのミュージシャンが本当に素晴らしかったです!


今日のその素晴らしいミュージシャン


ボーカルの東雲マリさん

この方とは、かれこれ20年くらいのお付き合いで、
と書いてしまえばマリさんの歳がバレてしまいますが…
そうです、最初に出会ったのはマリさんが幼稚園の頃だったんです…?

関西のジャズボーカリストが皆憧れる存在、この人の歌はナチュラルそのもの!今日はマイクのトラブルで一曲目は音が出なかったにも関わらず、素晴らしい生声でお客さんを納得させるところもさすが!
マリさんと演奏しているとどこでどんな展開に持っていくかもあらかじめ決めていない(もちろんリハーサルも無し)ので、お互いにに音で意志を伝え合いながら進行して行きます。
これもジャズの醍醐味の一部でしょう。
その瞬間「今」を楽しむ音楽でもあるのですから。
今日も、そういった意味を持ったチャーリー・パーカーのブルース「ナウ・ザ・タイム」でも見事なスキャットを聴かせてもらいました。


ピアニストの藤井貞康さん

この方は、京都にあるジャズスクール「藤ジャズスクール」の校長先生でもあります。
ほとんどのジャズミュージシャンが藤井さんの書いた理論書で勉強した事だと思います。
僕がジャズを始めた頃から憧れるミュージシャンの一人でもありました。
ピアノの音色も素晴らしく3月にライブでご一緒させて頂いた時も、ピアノのイントロだけで鳥肌が立ってしまったのを今でも鮮明に覚えています。
今日も素晴らしいバッキング、ソロを聴かせてもらいました。


ドラムの渡辺文男さん

この方は渡辺貞夫さんの弟さんで、何年も前から噂だけを聞いていました。
文男さんの演奏を初めて聴いたのは昨年の暮れで、
その時は、はっきり言って腰を抜かしてしまいそうなくらいびっくりしました。日本人でこれほどまでにスウィングするドラマーがいるとは…
今年の1月に、文男さんと初めて一緒に演奏させて頂く事になっていたので、1月のライブまでは目に見えないプレッシャーを感じていました。

そして何回かご一緒させて頂くうちに、いかにスウィングするかを演奏を通じて教えてもらっているような気がします。
今日も改めて文男さんの凄さを体感してしまいました。

今日ゲストで参加して下さったパーカッションの大森秀斗士さん(普段はドラマーです)には数カ月前にベーシストとしてヒントになるようなアドバイスを頂いて、ようやくそれがどういう意味なのか解りだして来ました。


こうして素晴らしいミュージシャンと一緒に演奏出来る機会がある事を幸せに思う今日この頃です!
# by hukuro_bass | 2007-07-14 02:50